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テクノロジーの活用

AWDプロジェクトのためのスケーラブルなデジタルMRVプラットフォーム

Alternate Wetting and Drying(AWD)は 、水稲栽培期間中に断続的に排水を行う水管理手法です。これにより、地表面を酸素に晒してメタンガス生成菌の活動を抑制し、メタンガス排出量を低減することができます。なお、メタンガスには二酸化炭素の28倍の温室効果があるとされています。AWDはJ-クレジットやJCMといった国内のコンプライアンスマーケットにも気候変動対策としての方法論として認証されており、その効果によるカーボンクレジットを創出できる有効な方法です。しかし、広範なエリアを対象にしたマニュアル作業をベースとしたモニタリングや検証は、依然として手間がかかり、複雑でコストもかかるのが実態です。

LynxAWDは、Creatturaが開発したAWD専用のデジタルMRVプラットフォーム(Monitoring, Reporting & Verification)です。プロジェクトデータの一元管理から、特許技術となる衛星データによるモニタリング、自動の排水検知技術からなります。これにより、数千の圃場をカバーしながら、カーボンクレジットの認証もスムーズに行える仕組みを実現しています。

LynxAWDが選ばれる理由

  • 科学的アプローチに裏付けされたデータ構造を持ち、検証の手間や情報の分断リスクを最小限に

  • 衛星データおよび分析技術にもとづき、圃場ごとの排水状況を自動で認識

  • 衛星データと現場でのオペレーションによる証跡情報をひとつのシステムに統合

  • 小規模パイロットから数万ヘクタール規模まで、無理なくスケール可能

主な機能

情報をひとつにまとめる「Single Source of Truth」

農家のプロファイル情報、圃場情報、衛星データ解析、排水状況、現場での証跡データなど、バラバラになりがちな情報をすべてひとつに一元的に集約。スプレッドシートを基本とした管理による情報・データの乱立や、管理の分断をなくします。

特許技術による衛星モニタリング

Creattura独自の衛星データによる観測・分析技術により、

  • 作付作物の認識と稲作の適切な季節のモデル化

  • 圃場単位での排水イベントの検知

  • 一貫性のあるモニタリングデータの生成

を実現。AWDの実施状況を客観的に判断でき、マニュアルオペレーションに依存したプロセス・報告作業を減らします。

圃場レベルまでの精度を持つ透明性

各圃場にはシーズンごとのデジタル記録が作られます。中身としては:

  • 圃場シェープファイル

  • 衛星シグナル

  • 排水イベントの分類

  • 証跡データ

プロジェクトの監督者は、プロジェクト全体から個別の圃場データまで、いつでも遡って確認することができます。

FieldSnapモバイルアプリ

FieldSnapは、冠水・排水の状態を位置情報付きの写真で簡単に自動で記録しサーバーへアップロードすることができるモバイルアプリです。画像にはメタデータが自動で付与され、データベースに安全に同期されます。そのまま、信頼性の高いタイムスタンプ付きの証拠にすることが可能です。モバイルネットワーク状況に左右される実際の現場においてマニュアルによる記録に頼らず、リアルタイム、もしくは、モバイルネットワークが健全となる環境に移ったタイミングでの自動アップロードが可能です。

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テクノロジーの活用

日本のカーボンクレジットマーケットを支えるインフラ

Lynx Connectは、Creatturaが提供する、日本各地に点在する二酸化炭素の削減・吸収活動を集約し、構造化されたカーボンプロジェクトとして取りまとめるプラットフォームです。発行されたカーボンクレジットが、どの活動・プロジェクトから生まれたものかを高精度に追跡することができます。つまり、脱炭素活動を行う地域や企業と、活動・プロジェクトを紐づけることが可能となります。

これは、Creatturaが運営するカーボン・シナジー・コンソーシアム( https://www.carbon-sc.com/)のように、複数の企業・団体が参加し全国各地でプロジェクトを創出するような機会において、そのトレーサビリティを確保するために重要な機能を提供しており、参加企業にかかわらず、複数のプロジェクトを運営する多くの企業・団体にもお使いいただけます。

主な機能

  • 細かなカーボン削減活動を集約し、J-クレジット制度やJCMの制度要件に沿った形でプログラム型プロジェクトを実現します

  • 構造化されたクレジット発行が可能になり、地域別や企業別など、ニーズに応じたセグメント管理をサポートします

  • 1トン単位でのトレーサビリティを実現し、発行されたクレジットはすべてシリアル番号で管理され、どの削減活動に由来するか、どこで、いつ実施された活動か、グラム単位まで定量化された削減量として遡れる設計になっています

  • 地域内の「カーボンサイクル」を見える化し、自治体は、自地域で生成・償却・移転されたクレジットの動きを把握でき、地域内カーボン循環を推進しやすくなります

  • Creatturaの特許アーキテクチャにより、削減量の安全な分割と、発行クレジットとの確実な紐づけを実現しています

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